1985年(昭和60年)4月30日から11月17日の間に日本各地で発生した、
パラコートを用いた無差別毒殺事件。全て未解決。当時監視カメラもなく、
物証もほとんど残っていなかったため、犯人は逮捕されないまま迷宮入りした。
なお同一人物による犯行だったのかどうかは不明である。
関連事件34件(模倣犯を含む)のうち、13人が死亡した。
トラック運転手(45歳)がドリンクを購入した際、
自販機の上に置かれていたオロナミンCを飲む。
5月2日に死亡。運転手の嘔吐物から、除草剤であるパラコートが検出。
男性(52歳)が釣りから帰る途中、オロナミンCを購入。
取り出し口にすでに同じ商品があることに気づき、2本とも持ち帰る。
帰宅後に飲み、9月14日に死亡。飲み残しのオロナミンCからパラコートを検出。
大学生(22歳)が、自宅近くでリアルゴールドを購入。
取り出し口にすでに同じ商品があることに気づき、2本とも持ち帰る。
帰宅後に飲み、14日に死亡。検出された毒物はジクワット。
男性(30歳)が自販機の下にあったコーラを飲んだところ、気分不調を訴えて病院に駆け込んだ。
9月22日に死亡。胃洗浄、飲み残したコーラの両方から、パラコートを検出。
男性(当時45歳)が自販機で飲み物を買おうとして、
取り出し口にリアルゴールドが2本あるのを見つけて持ち帰る。
帰宅後に飲んだところ、気分不調を訴える。
9月22日に死亡。飲み残したリアルゴールドから、パラコートを検出。
男性(50歳)が飲み物を買おうとして、
取り出し口にオロナミンCを2本見つけ、持ち帰る。
9月25日の午前中に飲む。翌日に容態が急変し、10月7日に死亡。
男性(44歳)が飲み物を買おうとして、
取り出し口にオロナミンCが2本あるのを見つけて持ち帰る。
翌日飲み、10月21日に死亡。飲み残しのオロナミンCよりパラコート検出。
男性(69歳)が、取り出し口にドリンクが2本あるのに気づき、持ち帰る。
帰宅後に飲み、11月13日に死亡。飲み残しのドリンクからパラコート検出。
男性(55歳)が同様に死亡。
男性(50歳)が、取り出し口のオロナミンCを見つけて飲み、死亡。
男性(42歳)がオロナミンCを購入。取り出し口に2本あることに気づき、
両方とも持ち帰る。
帰宅後に飲み、11月16日に死亡。
女子高校生(17歳)がドリンクを購入した際、
取り出し口にあったコーラを見つけて持ち帰る。
コーラを飲んだ一週間後に死亡。飲み残しのコーラからパラコート検出。
この時は、業者から「事件についての注意書き」が自販機にしてあった。
瓶容器の形状をねじ回し方式からプルトップ方式に改良した。
類似・パロディ品のミンナミンCドリンク、リアルゴールドに関しては変更無し。
確殺じゃん
1977年(昭和52年)1月4日から2月半ばまで、東京・大阪で起こった無差別殺人事件である。
シアン化ナトリウム(青酸ソーダ)入りのコカ・コーラを飲んだ会社員らが死亡した。
毒入りコーラ事件とも呼ばれる。
1977年(昭和52年)1月3日午後11時半ごろ、
東京都港区で東海道新幹線の列車食堂で
アルバイトをしていた男子高校生(当時16歳、京都市在住)が、
アルバイト先から宿舎へ戻る途中、
品川駅近くの品川スポーツランド正面にある
公衆電話に置かれていた未開封のコカ・コーラを拾い、
宿舎に持ち帰った。
翌4日の午前1時すぎに飲んだところ、男子高校生は異様な味を感じ、
すぐに吐き出し水道水で口をすすぐが、突然倒れてしまった。
男子高校生は意識不明の重体となり、直ちに病院に運ばれ、
胃洗浄などの救命処置が行われたが、まもなく死亡した。
死因は青酸中毒だった。
これってコーラに入れてたんやなくて口のところに塗ってたってことやろか
未開封となっとるが当時はビンやからな
蓋を開けてまた綴じれば未開封を装える
同月4日の午前8時15分ごろ、
前述の男子高校生がコーラを拾った電話ボックスから
第1京浜国道道路を約600m北に行った歩道上で、
作業員(当時46歳)が倒れているのが発見され、
こちらも病院に運ばれたが死亡が確認された。
死因は第一の事件と同様に青酸中毒であった。
また、男性が倒れていた場所の近くには、
男性が開栓したとみられるコーラのびんが発見され、
残っていたコーラから青酸反応が検出された。
警察が周辺を捜索したところ、同日午後0時すぎごろ、
作業員がコーラを拾った電話ボックスから約600m離れた品川区にある商店の赤電話に、
青酸入りのコーラが置かれているのを発見した。
それ以前にその商店の息子(当時15歳)が用事で出かける際にこのコーラを発見していたが、
用事の後に飲もうと思いそのまま出かけたため、間一髪で難を逃れている。
彼がコーラに毒物が入っていたことを知ったのは、
用事から帰宅した時に警察官が来訪していたためであった。
自販機の前とか上にあるやつ飲むか?
東京の事件から約1ヶ月後の2月13日午前6時20分ごろ、
大阪府藤井寺市に住む会社員の男性(当時39歳)が出勤途中に
タバコを買うため立ち寄った酒屋の公衆電話に
中身の入ったコーラのびんが置かれているのを発見し、
飲んだところ突然意識不明に陥り病院に運ばれた。
男性が飲んだコーラのびんからは青酸反応が検出された。
男性は一命を取り留めたが、退院した翌日に自宅でガス自殺した。
遺書はなかったが、死の直前には家族などに
「東京の事件を知っていたのにこのような事態になって世間に顔向けできない」と漏らしていたという。
また、「誰もコーラを飲んだ場面を見ていない」
「男性の出た症状には青酸中毒特有の症状がなかった」との報道もあった。
どういうことやねん…
翌日の2月14日、東京駅の八重洲地下街で、
会社社長の男性(当時43歳)が階段のところにチョコレート40箱入りの紙袋が置かれているのを発見した。
男性は、一連の青酸コーラ事件から「このチョコレートにはもしや…」と疑い、警察に届けた。
当初、警察では遺失物扱いされたが落とし主が出てこないため、製造者に返却した。
製造会社がこれを調べたところ、
製造番号が破りとられていたことから不審に思い、
研究所で調べたところ青酸化合物が検出された。
製造者が再び警察に届け、
無差別殺人事件として捜査したがこの件でも犯人逮捕はできなかった。
またこのチョコレート箱には
「オコレル ミニクイ ニホンジンニ テンチュウヲ クタス」(驕れる醜い日本人に天誅を下す)などと
片仮名のゴム印による脅迫文らしきものが添付されていた。
同じく2月14日、東京駅の隣接駅である神田駅のトイレでチョコレートを拾った男性がいた。
彼は電車に乗るとこれを食べたが、意識不明となって秋葉原駅から救急車で病院に搬送された。
病院では食中毒と診断される。
幸いにも命に関わるようなものではなく、
本人は意識が戻り翌日には退院している。
当時、これは同じ日に神田で発生した青酸チョコレート事件とは関連がないと思われていた。
ただの食中毒という診断だったため警察への届けもなかったのである。
しかし翌年になって神田の話が捜査員の耳に入り、
拾った本人から提供されたチョコレートを分析したところ
微量の青酸ナトリウムが含有されていたことが判明した。
2件の青酸チョコレート事件を受けて警察が改めて捜査を行ったところ、
2月14日以前にもチョコレートの入ったバッグが東京駅に置かれているのを見たと言う複数の証言があった。
これらのチョコレートを置いたのは同一人物で、
コーラに青酸を入れた犯人である可能性が高いと言われたが真相は判明していない。
なお、このチョコレートについての詳細は不明。
当時まだ、250mlリターナブルボトルの自動販売機による販売は珍しくなかったが、
この事件を契機に急速に数を減らし、
有人店のセルフサービスとして数える程度が残った。
このような事件を防ぐため、
一度開栓したら元の状態に戻すことの出来ないプルトップ付き缶(250mlストレート缶)が、
自動販売機の主流になり、ビンでの販売も、缶用の自販機で扱え、
尚且つ一度開栓したら、他者からその状態が分かるスクリューキャップボトルへ変更された。
また、その場で購入したもの以外の飲食物は、
決して拾い食いしないように呼びかけたこともあってか、
同様の事件は、これ以降なくなっている。
これって逆に昔はそこら辺に落ちてる物は食っていい風潮やったんか?
昔の自販機は二個出てきたりした
犯人のフットワーク軽すぎだろ
国境を超えた陰謀団がやってるわけでもないんだろ?
どれ一つ犯人像特定てきでないからな
模倣犯の可能性も高い
今みたいにSNSもネットもないのにな
手紙でやりとりしてたんやろか
昔は管理ガバガバやから近くの中小工場から盗んだり販売店から盗んだりできたんちゃうの
東大阪市の自販機で購入した中学生が、ドリンクを飲んで「変な味がする」と警察に訴えて入院。
のちに、自らが殺虫剤を混入して飲んだことが判明。
動機は、「連続事件の犠牲者として入院すれば、同情したクラスメイトらが見舞いに来てくれると思った」というもの。
なおお見舞いには誰も来なかった模様
これすき
これは無罪
昭和の未解決事件の犯人たちそろそろ暴露してほしいわ
最近はそういう啓発してない気がする
この事件を知らない子どもでまた起こりそうで怖いわ
全く知らんかったら開いてる形跡あってもたぶん口つけるよな
こういうの口につけない人間こそ傲ってそうやが
読めない
バイト行く前に自販機で飲み物買ったら取り出し口に忘れたまんまバイト行ってもうて
戻ってきたら残ってたし普通に飲んだという 今から思えば危なかったな